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エイズについて学ぼう。

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性病かも?と思ったら ◆性病検査 STDチェッカー◆ !!


ゆうたです。

最近、寒くなってきて少し体調を崩しています。みなさんは大丈夫ですか?早めの寒さ対策が大事になりそうですね。さて、今回は「エイズ」について学んでいこうと思います。学生の時に、私は中学生か高校生の時に、一度学んだことがあるので、みなさんも一度は耳にしたことがあると思います。皆さんに役立つ情報を提供できたらと思います。

 

エイズについて

 

ヒト免疫不全ウイルスがCD4陽性Tリンパ球ヘルパーT細胞)に感染し、この細胞の核内に長期に潜伏し、これを徐々に死滅させ、細胞性免疫不全を起こす疾患である。

 

感染経路は、性行為血液製剤汚染注射針が主であるが、母子感染(経胎盤、産道、母乳)もある。

感染源は、血液精液膣分泌液母乳の4つが重要である。

これらはいずれもリンパ球を多く含む。

 

感染から発症までの間、自覚症状はないが免疫機構は徐々に破壊されていくため、免疫能低下に応じた治療を進める。

また、合併症を早期に発見するためにも定期的な検査が必要である。

 

HIV感染後、エイズ発症までの期間は数年である。

 

エイズ発症後は、日和見感染の対策が予後を左右する。

日本では、エイズ患者の日和見感染の約4割をニューモシスチス肺炎が占める。

 

ニューモシスチス肺炎は、真菌であるニューモシスチス・イロベチの感染による疾患で、日和見感染症である。

ニューモシスチス・イロベチは肺胞で増殖し、咳嗽、呼吸困難、チアノーゼを起こす。ST合剤などが有効である。

 

症状

感染直後、ウイルスがリンパ組織の中で急速に増殖することにより、発熱発疹リンパ節腫脹などが半数の患者でみられる。

 

感染直後を過ぎると無症状であるが、血中のCD4陽性T細胞数の低下が進行する。

無症候性キャリア期

 

数年程度の潜伏期間の後、発熱、体重減少、下痢、持続性の全身性リンパ腫脹がみられる。(エイズ関連症候群期)

 

さらに進行すると、1~2年後、悪性腫瘍カポジ肉腫悪性リンパ腫)、日和見感染症(ニューモシスチス肺炎、サイトメガロウイルス感染症カンジダ症など、HIV脳症などを起こし、死に至る。

 

検査・診断

HIVに対する抗体は、感染後1~3か月して陽性となる(ウインドウ・ピリオド)。

 

早期に検査を受けることによって早期発見早期治療が可能になり、発症を遅らせることができる。また、二次感染を予防することができる。

 

血中のCD陽性T細胞数を定期的に調べることにより、HIV感染症の進行度の指標にすることができる。

 

CD4陽性T細胞数が350~500/μLの場合、治療開始が強く推奨され、350/μL未満もしくはエイズ発症例では直ちに治療を開始する。

500/μLを超える場合でも治療開始が推奨される。

 

HIV感染者で、ニューモシスチス肺炎カポジ肉腫など、エイズ診断のため指標疾患のうち1つ以上を認めればエイズ発症と診断される。

 

治療

ヌクレオシドヌクレオチド系逆転写酵素阻害剤NRTI)、ヌクレオシドヌクレオチド系逆転写酵素阻害剤NNRTI)、プロテアーゼ阻害剤PI)、インテグラーゼ阻害剤(INSTI)を3剤以上組み合わせた多剤併用療法〔抗レトロウイルス療法(ART)〕により、ウイルスの増殖・活動を抑制し、エイズの発症を遅らせる。

 

HIV薬は消化器症状をはじめさまざまな副作用を生じるが、毎日確実に内服しなければならないため、服薬アドヒアランス主体的な服薬行動〕が重要である。

 

看護・予防

効果的な抗HIV療法は二次感染の予防にもつながる。

 

社会的な偏見にさらされるおそれがあるため、HIV感染症に対する正しい知識をもつための教育が必要である。

 

心理的な不安に対し、検査を受ける時点からカウンセリングなどによる心理面のケアが必要である。

 

感染してもすぐには発症しないこと、発症の予防法や発症したときの治療が進歩していることなどについて詳しく説明し、不安を軽減させる。

 

服薬アドヒアランスの向上を目指し、副作用の出現時期や症状、異常時の対応、日常生活における注意点や飲み忘れをしないための工夫といった指導を行う。

 

検査は全国各地の保険所で無料かつ匿名で受けられる。

 

検査で陽性の場合は告知し、その際、疾患の経過今後の治療治療薬の服薬法副作用、発症予防のための具体的な方法などを詳しく説明し、定期健診の重要性を指導する。

 

HIVの感染力は弱く、滅菌は比較的容易である。

 

水平感染(性感染)の防止には、コンドームの使用が有効である。

 

HIVに感染している患者の採血後、誤って自分の指に針を刺してしまった場合は、石けんを用いて流水で洗い、直ちにHIV薬を服用する。また、上司への報告を行い、事故後少なくとも6か月までは抗体検査を継続して行う。

 

母子感染対策

感染対策をとらない場合、母子感染による発症率は約30%であるため、妊娠初期にHIV検査を受けることが望ましい。

 

HIV薬の予防的服用によりさらに感染の可能性を減少させることができる。

薬剤療法は妊娠中も行う。

 

母親が陽性の場合、帝王切開による分娩や、ミルクによる授乳などの感染予防対策を行う。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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みなさんの役立つ情報を提供していけたらと思います。

ありがとうございました。