梅毒について学ぼう。
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ゆうたです。
前回に引き続き、性感染症についてまとめていきたいと思います。今回は「梅毒」について学んでいきます。皆さんに役立つ情報がみつかると嬉しいです。
梅毒について
特徴
グラム陰性で細長いらせん状の細菌であるスピロヘータのうち、梅毒トレポネーマによる感染症である。
感染経路は、性交、経胎盤、麻薬などの注射の共用である。
3週間程度の潜伏期間を経て発症する。
経胎盤的に児に感染する先天性梅毒の場合、胎児は流産・死産することが多い。
生まれてきた場合も発育不良となる。
症状
病期は4期に分けられる。
第1期(3~3か月)
陰茎・外陰部を中心に硬結(皮膚面に隆起するか、皮膚あるいは皮下に存在し、指で触れることのできる硬いもの)等
第2期(3か月~3年)
第1期の症状が2~5週で自然治癒した後、皮膚の紅斑・丘疹(バラ疹)、肛門外陰部の扁平コンジローマ、脱毛、骨髄炎、腎炎
第3期(3~10年)
結節性梅毒疹、皮膚・肝臓・骨等にゴム腫(肉芽腫性病変)、大動脈炎
第4期(10年以後)
大動脈瘤、中枢神経症状(進行麻痺)、難聴、視力障害、関節破壊
検査
梅毒罹患後4~6週間を経過し、梅毒血性反応が陽性であったとき、診断は確定する。
治療・看護
アモキシシリン水和物を第一選択とする。
妊娠中に梅毒と判断された場合、ペニシリンGを用いて治療を行う。
性感染症であることを患者が理解できるよう説明を行い、他者への感染させる危険性を自覚してもらう。
病期によっては完治するため、抗菌薬の内服を厳守し、定期的な受診を指導する。
国立感染症研究所によれば、平成27年10月28日時点で、2,043人が診断され、前年度の1.5倍にのぼった。
まとめ
梅毒は、症状がでてくるため、身体的変化を見逃さず早期発見で治療を受けることが大切である。定期的な受診が必要なため、仕事も休まなければならないこともあるかもしれません。しかし、他者に感染をさせる危険性を理解して治療を続けていってほしいと思います。
最後まで読んでもらいありがとうございました。
役に立つ情報はありましたか?
すこしでも役立つ情報を今後も学んでいこうと思います。
ありがとうございました。