卵巣腫瘍について学ぼう。
ゆうたです。
今回は、「卵巣腫瘍」について学んでいこうと思います。今回も、女性向けの記事になる気がしますが、男性の方もパートナーの状態を理解するうえで必要な情報だと思いますので、ぜひ、最後まで読んでいただけると幸いです。少しでも役立つ情報があることを願います。
卵巣腫瘍について
特徴
卵巣腫瘍はその組織成分により、表層上皮性・間質性腫瘍、性策間質性腫瘍、胚細胞腫瘍の3つに分類される。
表層上皮性・間質性腫瘍が全体の60~70%を占める。
卵巣腫瘍はその性質により良性、境界悪性、悪性に分けられ、悪性腫瘍となったものを卵巣がんという。
近年増加傾向が続いており、ライフスタイルの変化の影響などによると考えられている。
症状
卵巣腫瘍は一般的に無症状のことが多い。
腫瘍が大きくなるのに伴い、腹部膨満感(おなかが張る)、腰痛、下腹部痛、排尿・排便障害がみられる。
成熟嚢胞、奇形腫などの卵巣腫瘍では、卵巣動静脈や神経が並走する卵巣提策や卵管などを巻き込んだ捻転(茎捻転)がおこりやすく、突発的な下腹部の激痛を訴える(急性腹症)。
血性腹水は卵巣悪性腫瘍でみられることが多い。
検査・診断
内診、触診、超音波検査などで卵巣腫瘍の大きさや性状を確認し、腹部CT、MRIにて良性か悪性かの補助診断を行う。
腹水貯留が認められる場合には、腹水細胞診、また、良性・悪性の鑑別の補助診断として腫瘍マーカー(CA125、CA19-9、CEA、AFPなど)が有用である。
治療
良性腫瘍では、卵巣の腫瘍部分のみを切除する腫瘍核出術を行う。
悪性腫瘍では、腫瘍および転移巣をできるだけ広範に摘出し、術後化学療法を行う。
まとめ
卵巣腫瘍には、悪性と良性が存在しているが、それぞれ無症状であるため、進行してみつかることもあることが理解できた。定期健診の重要性を再認識することができた。今回の学びを、現場でも活用していこうと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんの役立つ情報はありましたか?
すこしでも役立つ情報をこれからも配信したいと思うのでこれからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。